的確に伝えたい色
色を決める!便利な見本帳
DICの色見本帳
色を的確に伝えるのは難しいですね。
赤・青・みどり色と言ってもとらえ方は人それぞれ。明るいアカや少しオレンジに近いあかなど表現の仕方も様々です。
印刷の場合の三原色とは減法混色を用いて表現します。:色材の三原色はY(黄色きいろ(yellow))、Mマゼンタ(赤紫(magenta))、Cシアン(青緑(cyan))を指します。
色を混ぜ合わせるにつれて、色が暗くなる(光のエネルギーが減少する)混色を「減法混色」といいます。この3つの色を加えていくと黒になります。専門的なので色の指示を出すときには印刷などの経験がないと難しいですし、間違った指示では思い通りのものが上がりません。
そこで印刷業界で使うのが色の見本帳です。印刷インキのメーカーでそれぞれの見本帳があります。
こちらを使って印刷の際には特色の指定をします。コーポレートカラーや商品・オリジナル製品の色を表現する時には、見本帳から選んだ番号を伝えると正確に伝わりますね。
陽幸社ではDICグラフィックス社や東洋インク(TOYO INK)COLOR FINDERなどの見本帳を実際に手に取って選ぶことができます。見本帳すべてが揃っているわけではありませんが、色を正確に伝えることができます。
日本の伝統色・フランスの伝統色・中国の伝統色などもあり、見ていても楽しいくなります。
その中からお客様と色のディテールの意識共有の為に、カラーチップと言われる見本色を見ながら選んでいきます。
太陽光の下で見るのと、蛍光灯や白熱灯の下で見るのでは色の見え方も異なってきますので、色を使うシチュエーションを考慮して特色選びをしていくことで、満足のいく印刷物を仕上げることが出来るのです。