色彩について

色はいろいろ

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ファン•ゴッホ ひまわり
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ひまわり イメージ
印刷物において色味は欠かせない要素です。
現在、印刷を作成するためのデータは当然パソコン、モニター上で作成されているものですがモニターで見えている色がそのまま刷り物に再現されるわけではありません。


弊社でも色校正を確認するための場所では余計な色味のない蛍光灯を使用するなどの工夫をしています。

上記のようにモニターや蛍光灯からの発光は色味に重要に関わってくるものですが、そもそも人間の瞳の色(虹彩)によって捉える色味も変ってきます。

極端なことを言うと西洋人に多いブルーの瞳と日本人のブラウンの瞳とでは、同じものを見ていても違う色味に感じるということになります。

〝色〟というのは光の中にある色彩です。

「赤い色」というのは厳密に言えば光の中にある赤の色彩をはね返す光ということになります。

そのはね返ってきた光を色素の薄いブルーの瞳で受け取るのか、濃い色素のブラウンの瞳で受け取るのかではおのずと違ってくるのは当然のことと言えます。

ゴッホの「ひまわり」を西洋人から見るのと日本人から見るのとでは、違って見えるという特性を生かした美術ミステリーが以前ありましたし、北野武監督の映画は海外でも人気ですがヨーロッパなどでは、叙情的な物語に青みがかった画が「キタノブルー」と言われ芸術性が高いと評価されています。

色素の薄いブルーの瞳の西洋人にはわれわれよりひまわりの黄色は映えて見えて、キタノブルーはさらに青みが増して見えているのでしょう。
色を再現するというのは奥が深いものです。