印刷用紙の豆知識-その弐

紙の厚さについて

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これが噂のマイクロメータです

前回は用紙の種類や厚みについてお話ししました。今回は紙の厚さについて詳しくお話ししたいと思います。


お客様の中には前回の印刷物をお持ちになり、「これと同じ印刷物を作りたい」とご依頼いただくことがあります。

このように 印刷物があって、紙の厚みがどの位あるのかを知りたい場合どうするのか?

その場合は「マイクロメータ」という紙厚を測る計測器で紙の厚みを計測します。メーカーによってさまざまですが最小の目量は0.01mmで、0~10mmの厚みまで計測可能です。

皆さんの身近にあるコピー用紙の厚みを測ると、8目盛り位なので、つまり厚みは0.08mmになり、コピー用紙は大概1包500枚なので、高さは約4cmと言うことがわかりますよね。


例えば、本文の用紙が1枚で0.08mmで300pの書籍を1万冊作成したい!という案件を受注したとしましょう。

実際は表紙、カバーなどの厚みもありますが、仕上がった書籍の重さがどれ位になるのか、縦に積んだ高さはどれ位になるのかを計算して、納品するためのトラックを手配したり、納品までの一時保管用の倉庫を確保したりする必要も出てきます。

そして何より印刷物(冊子・ハガキ・ポスター)に合った用紙を選ぶ際は、重要な役割を果たします。

間違ってもペラペラの紙でハガキは印刷出来ませんし、かと言って厚すぎて切手代が掛かり過ぎても困りものです。だからこそ用紙の注文時には厚さは必須なのです

前回お話しした1,000枚で〇〇kgという表記、この時の計算に役に立ちます。


印刷物の量が増えると、輸送費や保管費はかなりの金額がかかりますので、事前に把握しておく必要があります。