顧客を覚えておくという接客の心得

焼き鳥屋の接客
例えばの話ですが、もし3~4年ぶりくらいの訪問でも、顔を覚えておいてもらえたらあなたは嬉しいですか?

たまに行く、焼き鳥屋さんでのお話です。
店主もホール係の方も、親しげに迎え入れているので、てっきり常連さんなのかと思っていたら、どうも違うらしい。3年くらい前に一度来たことはるが、その時に話が店主と盛り上がったので、印象が残っているようだ。

でもって、ホール係の方も記憶を辿るもののなかなか思い出せないでいるようなのです。






接客サービス
なぜ、そんなことが分かったかと言うと、カウンターの隅でなにやら古ぼけたA5サイズのノートをホール担当の方が一生懸命めくっているではないですか?声を掛けると、お客様の顔は覚えているがどこのひとだったかどんな方だったかを思い出せないので、顧客台帳ならぬ顧客閻魔帳をめくって情報を探しているというのです。

顧客台帳ならぬ閻魔帳
どうです年季の入った閻魔帳の姿。かれこれ10年分くらいたまっているそうです。どんな方なのか、何が好きか嫌いかなどはもちろんですが、顔を写真が撮れないので自分が書いた似顔絵をノートしていました。ホール担当の彼は、このノートをフェイスブックと言っていました。私のこともどこか載っているようです。


顧客のフェイスブック
ちょうどこの日、店主と話していてホール係の方がとてもよくやっているとおっしゃっていたばかりだったので、その理由を目の当たりに見せられてちょっと感動していしまいました(ウルウル)


お店ばかりでなく、私たちもとかく出会った方の名前はもちろん、どんな方だったかなどは早々覚えてるものではないですよね。記憶にとどめる努力は必要なのですね。お店での商品力はもちろん吐出しているほうが良いのですが、なかなか差別化ができない現状もあるでしょう。小さな努力が実を結ぶのかもしれませんね。私たちの仕事も固定客と言われるお客様が多いですが、接触頻度の低いお客様でも心地よい対応ができる様に小さな努力が必要なのです。

私たちのサービスBizCompassは、名刺をデータベース化サービスもその一つと言えるでしょう。名刺交換だけした方を名刺スキャニングしデータベス化することにより、次回会うときにでもサッと検索ができます。また、メールマガジンを送付することにより、挨拶を交わした時は、短い時間でもメールマガジンを送ったとき人は、再び思い出してもらえることになりますね。このような、小さな接触を増やすことも営業活動の好循環につながるのではないでしょうか?


あと、私が導入していみたいと思っているのが、かかってきた電話の相手先がディスプレイされるシステム。電話に出る前から顧客への対応が可能となります。電話に出る段階から、相手のお名前をお呼びすることも可能ですね。電話に出るなり「〇〇様、いつもお世話になっています。」とこちらが先手にお名前を呼ぶことで電話をいただいた方の方が、びっくりするでしょうね。さらに、前回頂いているお仕事の内容などもディスプレイされることができれば、先手でご提案ができる様になるでしょう。この様な顧客満足を上げる仕組みは、できるなら着手できた方が良いということでしょう。


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