誰もが残しておきたい自分史と言う歴史

人生いろいろ
本日は、豊島区大塚にあります自分史センターの自分史アドバイザーの方との打合せでした。自分史と言って聞きなれない方もいらっしゃるかもしれません。自分史とは名前の通り、自分の歴史を綴った本。自分史とか自叙伝、私家本とも言いますね。多くの場合は、売ることを目的としていません。自分で出版費用をまかなうことから、自費出版と言う場合もありますね。
さて、今回の相談は自分史のカバーをデザイン制作から印刷までして欲しいということでした。本文の内容はご自身でワード(Microsft Word)で制作できたのだが、カバーが作れないということでお手伝いさせていただきました。カバーは通常表面加工(PP加工と言う)を施しますが、印刷までお願いしたいということでした。
カバーは、表紙と背表紙の厚さと、さらに折り返しの部分があるので、ご自身で作ることがちょっと難しかったようですね。
お話をうかがっていると、自分史を作りに来る方は、さまざまな思いをもってこられるようです。

自分史,自費出版
 今回の方の場合には、ご主人が他界されてから奥様がご依頼されたようです。生前お二人で旅をした旅行記を改めて、印刷して本として残しておきたいということのようです。自分でお作りになるよりもさらに思いのこもっていることに、こちらとしても精一杯のことを表現してあげたいと感じました。何かの折にふれて、故人を偲ぶことができるのも自分史の良いところですね。この本の中には、悲しみやよろこびが多く書かれていることでしょう。少しでも手に取る方にとって心の琴線にふれることができれば、故人の思い出や考え方に共感がもてればとの思いが湧いてきます。
私家本とめがね
 自分史とは、商業的に売ることを大きな目的としてはいません。ですので、書き方や内容においても制限はなく、ご自由にお書きになられても大丈夫です。かけがえのないご自分の人生を枠のない形で残しておいてもよいのではないかと思います。
 また、多くの場合は身内の方へお配りしたり、家族だけで楽しくことも多くあります。ですので、数冊から数十冊程度で印刷で済む場合が多いです。私たちの所への相談も小ロットのモノが多くあります。そのようなロットの少ない印刷物も対応が可能になったことで、今後は自分史もブームというか、手軽に発刊していただけるといいですね。ちなみに本を出すことを「発刊」「出版」「上梓」「発行」とも言いますね。

小ロットでも出版、神田神保町:yokosha 社長ブログ