5月29日 自費出版、承ります

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自費出版を希望される方が、最近増えています。

 

時代はなんでもデジタル化、データ化。
とは言っても、その媒体が未来において使える保証はありません。
ハードディスクやDVD、メモリーにデータを保存しても、未来においてそれが使える保証がないのです。

また、必ずパソコンなどの電子機器を通さなければ見ることが出来ません。

10年前、20年前のコンピューターを今使っている人がいるでしょうか。

今の時代、その古いコンピューターが動いたとしても、その時代のデータしか扱えません。
現在において最新のものであっても、例えば20年後は同じことになるでしょう。

 

デジタル化は便利なようで、実はすべてが電子機器やソフトウェアに支配されてしてしまっている、そんなふうにも感じてしまいます。

 



束見本です



そんなことを考えると、あらためて紙媒体の便利さに気付きます。

本は電気もいらない、保存だって状態によっては数百年も持ちます。

例えば百年後、壊れて見ることの出来ない写真を入れたメモリーやDVD、コンピューターに混じって、自分の撮った写真や、想いを綴った本を、自分の孫のそのまた孫が発見するとしたら・・・。

 

ちょっとわくわくしませんか。

 

数百年後とコミュニケーションできるツール。

それはパピルス紙に書かれた、古代エジプトの頃から、結局変わらないのかもしれません。