5月18日 起業は「弱者の戦略」でスタートし、USPが重要です!

ジュエリー 雑貨 店舗


様々なサービスを展開をする店舗の起業


本日はこれから起業を計画している方と千代田区御茶ノ水で打ち合わせしました。


もともとジュエリー関連のお仕事をされていらっしゃった方なので、

まずはジュエリーの売買を軸に、雑貨やカフェなど、

様々な展開をする店舗を行ないたいというお考えでした。



こちらのお客様は、会社員時代はその営業力から、

お若いのに営業部長になり、

ジュエリーに限らず、

様々なクライアントさんの痒いところに手が届くサービスをされていたとのことです。



とても器用な方なので、

他の会社ではあまり積極的に行わないジュエリーのメンテナンスや、

ジュエリー以外の相談事にも、

ご自分の人脈を活かして紹介したりしていたそうです。




その根本になるのは、

どうしても胡散臭い業者が排除しきれないこの業界で、

誠意を持って、クライアントさんの喜ぶことをしたいという、

私達と同じような価値観でした。



また、これも似ているのですが、

新しい事や変化が好きな方なので、

同じことをルーチンに行うことに抵抗があるとの事でした。



とても私に似ていて、価値観も近く、

私は好きなタイプの方ですが、

ただ、起業となると、それが命取りになる恐れがあります。

ランチェスター戦略 弱者の戦略 USP


起業には「弱者の戦略」とUSP


殆どの起業は小さいスタートです。


クライアントも無い。

資金も無い。

信用も無い。



無い無い尽くしでスタートするには、

マーケティングでいうUSPが重要となります。




起業したての会社は、

ランチェスター戦略でいうところの「弱者の戦略」が重要で、

その際の武器がUSP(ユニーク・セリング・プロポジション)です。



将来的に色々なことがやりたいのは良いですが、

それは事業が軌道に乗ってからであり、

スタートは「他に比べてココが違う」部分を研ぎ澄まし、

その1点でクライアントを増やすことをお薦めしました。




また一言で「何屋さん」と言うように、

何がウリで、何を頼めるところかを、

短い言葉で表現できることも重要です。



説明が必要なようでは、口コミは拡がりません。




ご本人はすぐにでもお店を出したいとお考えでしたが、

私はUSPがまだハッキリしないうちは、

本当にギャンブルになるので、USPが先決だとお薦めしました。




起業が早まれば、ホームページも作って頂けるし、

他の印刷物も作って頂けます。

売上を考えたら、真逆なお話をしていますが、

お客様のことを自分の事のように考える事が信条なので、

私は焦らず、USPをもっと明確に、もっと研ぎ澄ますことが大事であり、

そこができるまでは、起業しないほうが良いとお話しました。



耳障りな話かもしれませんが、

自分で起業するつもりであればそうします。

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