リーズナブルでスピーディーなオンデマンド入稿での印刷ですが、人が行う校正を通さないこともあるため、誤植あっても、印刷ルールに沿っていなくても、あるがまま印刷されてしまうことがあります。
チラシや名刺などデザインが単純なものであれば良いのですが、冊子の場合は綴じ方によって見開きの見え方が変わるため、原稿の制作方法も気をつけください。
5月22日 オンデマンド入稿で失敗しないための7つのポイント
オンデマンド入稿は便利だがミスも多い
塗り足しがないと、断裁時に生じるズレにより白い部分が出来てしまうことがあります。
このようなことを避けるために、入稿するデータには塗り足しを3㎜、作っておく必要があります。また端ギリギリの場所に文字を配置すると、裁断時に文字が切れてしまうことがありますので、少なくとも仕上がりから3㎜以上内側にレイアウトするようにしましょう。
このようなことを避けるために、入稿するデータには塗り足しを3㎜、作っておく必要があります。また端ギリギリの場所に文字を配置すると、裁断時に文字が切れてしまうことがありますので、少なくとも仕上がりから3㎜以上内側にレイアウトするようにしましょう。

無線綴じで製本する場合、ノド(真ん中)のレイアウトには見えなくなる部分があります。
特にページ数の多い無線綴じは、見えなくなる部分が大きくなるため、見開きレイアウトに向いていません。
※ 中綴じのように、ノド(真ん中)の根本を開くことができないため、見開きに渡るデザインの場合、絵柄が見えなくなることがあります。
特にページ数の多い無線綴じは、見えなくなる部分が大きくなるため、見開きレイアウトに向いていません。
※ 中綴じのように、ノド(真ん中)の根本を開くことができないため、見開きに渡るデザインの場合、絵柄が見えなくなることがあります。
見開きデータの場合、ページが隣り合う内側の塗足しは不要です。
見開きデータを作成する場合は、サイズ設定に注意しましょう。
見開きデータを作成する場合は、サイズ設定に注意しましょう。

中綴じはページ数の多い製本には向いていません。
オーダーをする前、またはデータを制作する前に、必要ページ数を必ず確認しましょう
※ 見開きの中心部分をホッチキスで閉じるため、ページ数の多い冊子には向いていません。
オーダーをする前、またはデータを制作する前に、必要ページ数を必ず確認しましょう
※ 見開きの中心部分をホッチキスで閉じるため、ページ数の多い冊子には向いていません。
無線綴じは性質上ノド(真ん中)を開ききることができないため、見える位置に限界があります。
データを制作する際は、仕上がり位置より余裕を以ってレイアウトしてください。
もちろん絵柄だけでなく、文字の位置にも気をつけましょう。
※ 中綴じのように、ノド(真ん中)の根本を開くことができないため、見開きに渡るデザインの場合、絵柄が見えなくなることがあります。
データを制作する際は、仕上がり位置より余裕を以ってレイアウトしてください。
もちろん絵柄だけでなく、文字の位置にも気をつけましょう。
※ 中綴じのように、ノド(真ん中)の根本を開くことができないため、見開きに渡るデザインの場合、絵柄が見えなくなることがあります。
ノンブルとはページ番号のことです。
印刷会社によりますが、オンデマンド印刷の場合は、ファイル名にページ番号を記載するように指定されることがあります。
このような場合、たとえページ内にノンブルを入れていても、ページの順番としてはファイル名の方が優先されます。
間違ったまま印刷されることがないように、ページ番号の順番には充分気をつけてください。また、捨てノンブル(実際に印刷に入らないが、メモ書きのようなノンブル)の場合、必ずトンボの外(印刷されない場所)にレイアウトしましょう。
印刷会社によりますが、オンデマンド印刷の場合は、ファイル名にページ番号を記載するように指定されることがあります。
このような場合、たとえページ内にノンブルを入れていても、ページの順番としてはファイル名の方が優先されます。
間違ったまま印刷されることがないように、ページ番号の順番には充分気をつけてください。また、捨てノンブル(実際に印刷に入らないが、メモ書きのようなノンブル)の場合、必ずトンボの外(印刷されない場所)にレイアウトしましょう。
見開きページか単ページでの入稿なのか、左綴じか右綴じかでページ番号やレイアウトが変更される場合があります。
ノドの位置や塗り足しの有無には気をつけましょう。
ノドの位置や塗り足しの有無には気をつけましょう。

まとめ
オンデマンド入稿は、ファイル名の付け方やアップロード方法など入稿方法に印刷会社独自のルールがあるため、納期や料金などの理由がなければ、使い慣れた印刷会社を使う方がミスを防ぎやすいです。
一番気をつけないといけないのは、ページ構成のミス、製本や仕上げ断裁の際に見えなくなってしまうレイアウト箇所です。
もちろん、単純な誤字・脱字などのチェックも重要です。
オンデマンド印刷料金を安くするために、校正チェックを省略しがちですが、できれば校正をお願いした方がミスは防げます。
一番気をつけないといけないのは、ページ構成のミス、製本や仕上げ断裁の際に見えなくなってしまうレイアウト箇所です。
もちろん、単純な誤字・脱字などのチェックも重要です。
オンデマンド印刷料金を安くするために、校正チェックを省略しがちですが、できれば校正をお願いした方がミスは防げます。
