5月2日 サイトの役割を明確にして、あり方を考えましたか? その1

リニューアルの目的は現状サイトにある課題を解決するためです。

リニューアルの目的は現状サイトにある課題を解決するためです。
その目的を達成するため、まず解決すべき課題を明らかにする必要があります。

ただし、サイトのターゲットや目的が明確にされていないと、解決すべき問題も絞れず全てが問題になってしまいます。

ターゲットを明確にする
サイトの目的を明確にする


少なくてもこの2点を明確にして、この2点を念頭に現状把握をしてください。

例えば・・・
ターゲットをBtoBとした場合!
弊社の例でとれば、どんな設備があって、どんなことが出来るのか? が重要になります。またこれから取引を行おうとする会社の情報も重要です。

となると、重視すべきはトータル的な会社情報ではないでしょうか?

ターゲットをCtoCとした場合!
会社情報も必要ですが、どんなことが出来るのかは勿論のこと、値段やどんなクオリティなのか、親切そうか?親しみやすいか?をスタッフの写真やお客様の声などで判断しないでしょうか?

となると、重視すべきは成果物の見本や値段、スタッフの人柄やお客様の声ではないでしょうか?
 
 

正しいリニューアルとは

何でも屋さんになる・・・

目的やターゲットが明確なっていませんので、コンテンツを追加するとなっても思いつきでコンテンツを足していくことになります。
サイトを開いてみると、展開している事業の情報に強弱がなく、何をやっている企業なのかがわからない・・・と言った状況になっているサイトは現在でも数多く存在します。

極端に言うと、目的を定めずにサイトを作成した場合、インターネット黎明期に流行った「○○のホームページ」のような、自己主張を掲載しただけのサイトになってしまいます。
これでは、サイトを訪れたユーザーは何を訴えたいサイトなのかを把握することができません。

まともに目を通さずに離脱してしまうでしょう。
検索キーワード
 
 

改善するにも施策が打てない

サイトは、制作を行ってただ放置しているだけではなかなか利益を生み出すことはできません。

サイトに設置したアクセス解析を分析し、訪れたユーザーの声を抽出し、サイトに反映する。必要であれば広告に予算を投じて集客を強化する。

こうした改善を通して、少しずつユーザーが求める姿にサイトを近づけていくのが本来あるべき姿です。ところが、サイトに目的がなかったらどうでしょう。

目的やターゲットが明確になっていないのですから、適当にコンテンツを追加するということしかできなくなってしまいます。

そうした
目的やターゲットが明確になっていないサイトに業務に貴重な時間的リソースを割くのはもったいないですし、予算を投下するなんてことはもってのほかという話になってしまいます。

こうして、誰の手も加わらない放置サイトが誕生してしまうのです。
 
 

明確な目的や具体的な目標数値(KPI)

企業サイトに明確な目的や具体的な目標数値(KPI)を設定していないという声を多く耳にしてきましたが、私たちは目標を設計することで成果を可視化にする事を提唱しています。

ただし、よく目標とされがちと言う「PV」や「アクセス数」には要注意です。

これらの数値が確かリニューアル後に上がったとしても、「来てほしい人に来てもらう」「アプローチしたい人にリーチできる」「コンバージョン率(お問い合わせ数や資料請求数など)を上げる」といった効果がなければリニューアル成功したとは言えないでしょう。
インフルエンサーと切り離せないステマ問題
 
 

KPIって何だ

KPIとは、Key Perfomance Indicatorの略で、自分たちが行った施策に対してKPIがどの程度変化するかをモニタリングすることで、施策の評価を行うための指標です。

例えば、そのサイトのゴールが資料請求であったとすれば、そこに至るまでにユーザーはどんな動きをとるかを考え、「ランディングページのページビュー数」「フォームページへの遷移数」「フォーム送信確認画面への遷移数」などをKPIとして定め、モニタリングします。
 
 

戦略的Webマーケティング:http://nicepress.net/
 
 

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