3月13日 被災者の心のケア
先週で東日本大震災から7年になりました。
震災が発生して直後にネットラジオの生放送があった為、冒頭で出演者、スタッフを代表して、お悔やみのご挨拶をしたのを昨日のように覚えています。
もう7年なのか、まだ7年なのか被災された方に改めてお見舞い申しあげます。

潜在的なダメージ
震災から7年になり心へのダメージが表面化してきています。
震災当時は気がはっていたり、励ましあったりと何とか乗り越えてきた悲しみが時間が経って心を蝕み始めています。
被災した仲間の前では、もう泣き言は言わないなど強く心に思ってきたことが負担になっているようです。
震災当時は気がはっていたり、励ましあったりと何とか乗り越えてきた悲しみが時間が経って心を蝕み始めています。
被災した仲間の前では、もう泣き言は言わないなど強く心に思ってきたことが負担になっているようです。
海外との違い
日本は被害者や被災者に対するケアが遅れていると考えます。
海外では病院のそばに教会があるのはむしろ当たり前で病院の中に併設で教会があることもあります。
日本で病院にお坊さんが現われたら「縁起でもない」といわれて追い返されるのがせいぜいです。
本来であれば亡くなる方もその家族も説法を聞いて「死」に備えるべきところです。
私も家族が亡くなったときの喪失感を檀家のお寺で説法を聞いて癒した経験があります。
日本人が寺院に行く機会があまりに少ないのがとても心配です。
海外では病院のそばに教会があるのはむしろ当たり前で病院の中に併設で教会があることもあります。
日本で病院にお坊さんが現われたら「縁起でもない」といわれて追い返されるのがせいぜいです。
本来であれば亡くなる方もその家族も説法を聞いて「死」に備えるべきところです。
私も家族が亡くなったときの喪失感を檀家のお寺で説法を聞いて癒した経験があります。
日本人が寺院に行く機会があまりに少ないのがとても心配です。