8月もあと数日で終わりになります。
学生の頃は8日31日は宿題の追い込みで憂鬱でした、学生の皆さんがんばっていますか?
最近では小売店舗でお金を下ろしてすぐ買い物をするのが当たり前のように行われています。20年前は預金を引き出す場所とお金お使う場所は分かれていました。銀行や郵便局で預金の引き出しを行ってから、販売店に行く2度手間をかけていました。
そんな不便な状況を改善すべく金融業に乗り出した会社がありました。
1990年代から始まった金融の規制緩和を発端に銀行業に新たに参入したのがセブン銀行です。
独自開発のATMや独自の業態など、大手の銀行には無いサービスで利益を上げています。
大手銀行が使用している通帳記帳ができるタイプのATMの価格ですが1台が800万円ともいわれています。
国内約2万店の各店舗各1台に置くにしては高すぎます。通帳記帳の機能を省くことでATM1台当たりのコストが半分ほどに抑えられるそうです。
セブン銀行は後者のATMを使用しています、そのため利用者に基本通帳はありません。
代わりにネット上で残高を確認する手段を設けています。
手数料収入だけに特化していれば、駅前の一等地にお店を設ける必要も無く、基本的にATMは店舗にあるため防犯用に人件費がかかることもありません。
意外と高い現金の輸送コストも、店舗の売り上げを入金することで補充の手間も省くことができます。
夜間金庫に売り上げを輸送する必要もありません。
夜間や土日に銀行や郵便局はやっていません。皆さん銀行に行く機会が減ってはいませんか?
他の会社がどのようなビジネスモデルで売り上げを上げているのか知っておくことも、ビジネスチャンスを生かす為の大切な要素です。