お盆休みいかがお過ごしでしょうか?
今月は台風5号が接近していろいろな被害が出てしまいました。
被災された方にお見舞い申し上げます。
気象庁によると台風の定義は熱帯の海上で発生する低気圧を「熱帯低気圧」と呼びますが、このうち北西太平洋(赤道より北で東経180度より西の領域)または南シナ海に存在し、
なおかつ低気圧域内の最大風速(10分間平均)がおよそ17m/s(34ノット、風力8)以上のものを呼びます。
この為定義から外れると熱帯低気圧と呼び名が変わります。
台風自体が絶えずエネルギーを放出していますから、エネルギーの供給が無くなれば、弱体化していきます。
上陸した後の台風が急に勢力を弱めるのは、海からのエネルギー供給がなくなるのが主な原因です。
暖かく湿った空気のある海上をさまよった台風は寿命が長いことになります。
上空に冷たい空気のある北に進まなければ長く存在して多くの被害が出てしまいます。
今回の台風5号はまさにこの形で台風の寿命としては観測が始まってから、現時点で歴代3位の記録となりました。
なんと18日と18時間です。発生してすぐ消えてしまう台風もあるそうなので、かなりの長生きとなります。
人間の長生きはおめでたいことですが、台風の長生きは困ってしまいます。
秋にかけて今後も台風の発生が続きます。こまめに予報をチェックして被害を最小限にしたいものです。