6月20日 書店員の本音

関東地方が梅雨入りしてしばらく経ちます。
天気予報では今週からまとまって雨が降るようです。



ホームページの企業情報を見ていただくと分かるように、弊社は千代田区九段の印刷会社です。
周りには出版、印刷、製本といったさまざまな印刷関連会社があります。

中でも隣接した神保町という本や古本に特化した町があるため、私の知り合いには書店員さんもたくさんいます。

どなたに話を聞いてもインターネット通販や電子書籍での販売に押されて経営していくのが大変な状態です。
そんな中でも出版元と交渉してファン向けの特典を付けたりや書店独自のポイントカード作成をしたりしています。
書店でもいろいろな工夫をして売り上げを確保してしています。



交代制ではありますが、ほぼ年中無休で働く書店員さんには本当に頭が下がります。
店員さん自身が味わった実際に本を手に取ったときの感動をお客様にも感じてもらいたい。
印刷物の美しさや印刷技術のすばらしさを少しでもお客さんに感じてもらえたらと願って日々お店を続けている姿勢を見て、
印刷物を作る側の人間として、手を抜くわけ訳にはいきません。



立場が変われば物の見方が変わるものです。
実際にお客様と接している販売側の立場の方から話を聞くと身が引き締まる思いです。

インターネット通販や電子書籍への移行の流れは止められないですが、良い印刷物、選ばれる印刷物を作る努力を怠らないよう頑張っていきます。




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