7月7日 今さら聞けない 光化学スモッグ

株式会社陽幸社 スタッフブログ(ビジネスブログ)

今さら聞けない「光化学スモッグ」って何?


昔は、夏になると毎日のように注意報が発令されて、よく建物内に避難したという

経験がある方もいると思います。


また、最近になって再び猛威を振るっているようです。

では、「光化学スモッグ」って一体何者なのでしょうか。



○どんな症状が出るの?


光化学スモッグを吸い込むと、以下のような症状が出ます。


・目の主な症状…目がチカチカする、目が痛い、涙が出る

・呼吸器の主な症状…喉が痛い、咳が出る、息苦しい

・その他…吐き気、頭痛、失神、手足のしびれなど

・喘息などのアレルギーを持っている人は、アレルギー反応が悪化する場合もある。


これらの症状が出た場合には、すぐさま屋内に逃げ込み、きれいな水で目を洗ったり

うがいをしましょう!

この時、目をこすらないようにすることが大切です。

そして、窓を閉め切って注意報が解除されるまで屋内待機しておきましょう。

また、これらの症状のほとんどが一過性の物ですので、時間が経てば自然と改善

されます。

ただし、喘息の悪化などは医師の診断が必要な場合もありますので、異常な症状が

続く場合は病院に行かれる事をオススメします。



○光化学スモッグの発生しやすい条件は?


・日中の最高気温が25度以上

・午前9時以降の日照時間が2時間半以上

・無風、または弱い風

・地表と上空1,000mの気温差が7度以上

・夏型の気圧配置で等圧線の間隔が広い


と言われています。

簡単に言えば、風のない晴れた夏場が危険という事です。

外で遊ぶのもいいですが、影響の出やすい子供の場合は、注意報が発令されたら

屋内に入る事をオススメします。



発令された放送を暑さの厳しい日によく耳にはしていましたが、何か影響あるの?

知らない時は、このぐらいな感覚でした。


さらに、濃度が高くなると霧のようなモヤが発生するとのこと。

遠くの山やビルを見て、いつもより白がかったように見える日は注意が必要。

また、空気の綺麗な田舎よりも、排気ガスの多い都心部で発生することが多いのは

言うまでもありません。



以外と影響でてたんですね。


これからはスルーしないように気をつけましょう。