4月5日 平台校正と本機刷りの違い

株式会社陽幸社 スタッフブログ(ビジネスブログ)

平台校正と本機刷りの違いについて


印刷営業でのトラブルの一つに色校正と本刷りの色が合わないという事が

おきます。


色が合わないという常識・理解をいただけることは大分深まってきましたが

なのに、いまだに平台校正しています


では、なぜ合わないのでしょうか?

一言で言うなら、ドットゲインの違いになります。


ドットゲインは印刷するスピードが早いほど大きくなります。平台校正は遅く、本機刷りは早い。

また、インキの堅さでも変わってくるので柔らかいほど大きくなってきます。平台校正で使用する

インキは堅く、本機刷りは柔らかいのです。


大体の大きな違いはこのようなことが要因になりますが、使用しているプロセスインキセット

(メーカー)が違うとさらに微妙に違ってきます。


なぜ、ドットゲインが違うと色が合わないのかを簡単に説明しますと仮に、版面では50%の

網点が印刷後は平台校正では55%、本機刷りでは60%になる(あくまでも例です)。

これで5%の開きがでてきます。なので合わなくなっていくのです。



ジャパンカラーに基づいたカラーマネジメントを大切にしています。



お困りの方は是非陽幸社をお試しくださいませ。