製版作業のQ&A

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製版作業のQ&A

WindowsのOffice 系ソフトで制作しています。製版は可能でしょうか?

そのままのデザインデータでは印刷することはできません

Office系アプリケーションソフトは印刷向けに作られたソフトではないため、そのままのデザインデータでは印刷に不向きな事があります。
陽幸社ではPDFに変換することで、印刷を可能にしています。
この変換時に色味の変化や体裁崩れなどが起きますので、下記の点に注意してデザインデータを作成してください。
デザインデータ作成前にチェックをしてください。
弊社にない書体(フォント)にて制作をされたデザインデータの場合、デザインデータ変換後に異なるフォントに置き換えられます。
これは制作環境および対応フォントの違いにより発生するものです。
※弊社のフォント対応状況をご覧下さい。
デザインデータの文章中に、意図しない改行が発生してしまう場合があります。
これは主に制作環境の違いからくるものですので、ご注文時には必ずご使用のOS・バージョン・使用ソフトをお知らせ下さい。
透明効果を使用しているデザインデータの場合、正常に変換が行なえません。
Officeアプリケーション固有の機能に依存する効果は失われることもありますのでご注意ください。
Office系データのカラーモードはRGB形式であり、オフセット印刷のカラーモードのCMYK形式に変換すると色合いが変わることがあります。
RGB特有の蛍光色のような色は場合によってかなりくすむこともありますので、予めご了承下さい。

特殊なデータでも製版してもらえますか?

多くの種類のアプリケーションに対応出来ます

陽幸社ではできるだけ多くのお客様のご要望にお答えできるように、印刷物の作成用ではないソフトで作成されたデータを、
印刷用に変換するノウハウを追求しております。WordやPowerPointなどのOffice系データの変換も早くから手掛け、ご好評をいただいております。
2000年代のワープロソフト、デザインソフトであればかなりの種類のアプリケーションに対応出来ます。
データに不安のあるお客様をサポートいたします。是非一度ご相談ください。

ソフトはどのバージョンまで対応していますか?

古いAdobe系や、Office系データでも入稿可能です

Illustrator・Photoshop・ InDesign、WordやExcel、PowerPointなどのOffice系データでも入稿可能です。
但し、当社で確認できるソフトウェアのバージョンがありますので、当社のHPソフトウェア対応表をご確認ください。

モニターで見るのと、印刷物のカラーとは、なぜ同じ色なのに違う表現なの?

画面(モニター)の発色方式と紙などの印刷物の発色方式の違いによります

パソコンやテレビのモニターは、R(レッド)G(グリーン)B(ブルー)の光の3原色を利用して 色を表現していますが、印刷はC(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)K(スミ)のインクを使用して色を表現しなければならないからです。
色調に関しては、RGBデータの方がCMYKより色の表現領域が広くそのため通常印刷では、再現されない色が出てきてしまいます。
出来るだけ変換時に色が変わらないようにしていますが、どうしても濁ったようになってしまいます。
特に鮮やかなグリーンやオレンジが影響を受けます。

デジカメ画像の明るさやピントや色彩の直しは?

対応可能です

対応しております。
陽幸社では画像処理ソフトを使用し、きれいな色合いに画像データを調整いたします。
より印刷に適したデータに補正します。

デジタルカメラ撮影で、解像度が低いと印刷に向かないのは何故?

通常印刷に必要な画像データの解像度は、300~350dpi程になります

通常印刷に必要な画像データの解像度は、300~350dpi程になります。
dpi(ドット・パー・インチ)とは解像度をあらわす単位で1インチ(約25.4mm)の1辺に350個のドット(=画素)が並ぶことを意味します。
例えますと、ハガキサイズ(100mm×148mm)の画素数は約300万画素必要となります。
インターネット上で扱う画像は72dpiなので、画面上では問題ないように見えても、印刷には適しておりません 
(ドットやジャギーが入って見える)のでご注意下さい。
デジタルカメラで撮影したものを印刷に使用するときには、解像度にご注意ください。