7月3日 Webサイトの「目的」と企業の「強み」とユーザーの「利益」

サイトの目的を明確にする一つの視点としては、訪れてくる(来てほしい)相手の立場から考えることです。

数えきれないサイトを無意識に見る人なんてほとんどいません。多くのユーザーは自身が抱えている何等かの課題を解決するためにインターネットで情報を検索、閲覧しています。

企業側はそのニーズを読み取り、いかに的確な情報を提供する有益性及び競合と比べる時の優位性・信頼性をサイト上で表現することが肝となります。

ユーザーがほしい内容を提供できれば、自然と企業に対する評価・親近感が上がり、ブランディングに繋がります。

そう考えると、企業サイトの役割は、顧客・見込客、協業者、株主・投資家、求職者、マスコミ関係者、自社社員等、企業を取り巻くあらゆるステークホルダーそれぞれに対して、的確な情報発信またはコミュニケーションを行うことで、来訪者と信頼関係を築き、継続的な接点を持ち続けるコミュニケーションツールであることだといえます。
 

企業Webサイトの課題とWeb施策の考え方

企業サイトの担当者が抱いている悩みは、

◎ 機能が足りない
◎ 更新に時間と予算がかかり過ぎる
◎ 上層部が今のサイトを気に入らない
◎ サイトが古い
◎ 使いづらい
◎ 企業イメージが反映されていない
◎ 経営体勢や方向性に変更があり、サイトと現状にズレがある

等々、本当に様々です。

また、サイトの重要性は広く認められた今でも、企業によってサイトに対する取り組む姿勢と重視度もまちまちです。

サイト上で大きな実益を見込めない業種においては、どうしても企業サイトが存在する意味が曖昧になり、Web戦略も立てにくいところがあります。

しかし前述のように、企業サイトにマスコミ関係者や求職者、自社社員など多くのユーザーがアクセスしています。サイトが古い、情報が整理されていない、操作しにくいなど、 サイトの良くない状態は収益機会の損失やブランドイメージの低下を招く恐れが考えられます。

企業サイトは会社の「目指すべき姿」を全社員に共有するための手段でもあります。今までの努力をすべてのステークホルダーに伝えて共感してもらい、将来への展望と決意を見せて賛同と協力をもらうところにも意味があります。

企業サイトの課題は担当部門だけの課題ではなく、横断的に複数の部門を巻き込んで全社視点から考えなければいけません。つまり、Web戦略というのは、会社としての企業戦略で達成したい目標を明確にした上で、それを実現するためにサイト上では何が出来るかを策定するべきもの、と捉えることが重要になります。
どっち?
 
あっち?

正しいリニューアルとは

リニューアルの目的は現状サイトにある課題を解決するためです。その目的を達成するため、まず解決すべき課題を明らかにする必要があります。サイトの担当者にヒアリングして直接課題を洗い出す方法もよいですが、ログ解析などの分析を通じて客観的に現状把握と原因究明を行うことはとても大事であり、リニューアルの失敗を防ぐ必須のプロセスになります。

また、企業サイトに明確な目的や具体的な目標数値(KPI)を設定していないという声を多く耳にしてきましたが、私たちは目標を設計することで成果を可視化にする事を提唱しています。

ただし、よく目標とされがちという「PV」や「アクセス数」には要注意です。 これらの数値が確かリニューアル後に上がったとしても、「来てほしい人に来てもらう」「アプローチしたい人にリーチできる」「コンバージョン率(お問い合わせ数や資料請求数など)を上げる」といった効果がなければリニューアル成功したとは言えないでしょう。

そして、Web制作会社を探すときに、単に提示された見積り金額で選択するべきではないことは言うまでもないでしょう。デザインだけ変えて所持しているコンテンツの見せ方を変えたりする提案と、現状調査を行った上で戦略立案やデザイン、運用及び改善という「仕組み」を企画してくれる提案と、当然金額に大きな差が出てきてしまいます。もちろん予算的に余裕があれば、やりたいことを全部できたらいいですが、予算も時間も限られている中、提示された見積り金額の内訳をしっかり理解し、自社の状況に応じてどこからどこまで外部に依頼する必要があるか、また今回の依頼でどのような効果を得たいかなどについて、Web制作会社と相談し、見極める必要があります。
 
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