5月2日 モジモジしています

悩ましい旧字の存在

かつて先人は、かな文字で日記を記したり言文一致の形で物語を発表したり、新しい表現や文字の使い方で今日まで言葉は培われてきました。

少なからず文字を扱う今の作業のなかで悩ましいのがこんどは逆に古い表現“旧字”の存在です。
モリサワOTFフォントなど文字の形のバリエーションが字形パネルの中に用意されていますがモリサワ以外だとたいていバリエーションがありません。
挨拶状などの製作にはモリサワ以外の楷書体などが使用されることも多いので原稿に旧字が出てきたときはちょっと悩みます。

どうしてもその文字がない、そんなときは作字をします。他の文字のパーツを流用して旧字として成立させます。
人名・地名、その文字が使われていることはもちろん意味のあることなのでいたしかたないところではあります。

ただ本来のテキストデータとは異なるので出来ることならあまりお目にかかりたくないものです…。
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